陰謀論、他人事じゃないな「ブゴニア」感想

SF

ヨルゴス・ランティモス監督はすごい

映画館で鑑賞。
個人的にはヨルゴス・ランティモス監督の映画ではわかりやすい部類に入るかと思います。
満身創痍は、特にどっかのジャンルに対して知識がずば抜けているとか全くないので、難しいことはわからないけど、いちいち気にしていたら映画観られないので好きに観てます。
「ブゴニア」は難しいところがわからなくても楽しめる映画です。
ただ、しんどいシーンもあるのですが、個人的には終始スクリーンに釘付けになる映画でした!

あらすじ

人気絶頂のカリスマ経営者として脚光を浴びるミシェル(エマ・ストーン)が誘拐された。犯人は、陰謀論に心酔するテディ(ジェシー・プレモンス)とドン(エイダン・デルビス)の2人組。ミシェルが地球を侵略しにきた宇宙人だと信じてやまない彼らの要求はただ一つ。「地球から手を引け」彼らの馬鹿げた要望を一蹴するミシェルだが、事態は思わぬ方向へと加速していき——。

引用:https://gaga.ne.jp/bugonia/

登場人物が少なく、ほぼミシェル(エマ・ストーン)、テディ(ジェシー・プレモンス)、ドン(エイダン・デルビス)の三人の会話劇が中心となります。

みどころ

ほぼ三人のみの会話劇中心なのに、終始目が離せない展開がすごいです。
ヨルゴス・ランティモス監督特有の美しい美術と映像、ややぶっ飛んだキャラクター設定が本当に大好きです。
ミシェルのテディとの対話を試みようとする堂々とした姿勢であったり、テディの心の内側であったり、ドンの立ち位置であったり、俳優さんの演技もすさまじいです。
あと、音楽も惹きつける魅力の一つと思います。近未来を思わせる音楽がめちゃくちゃ好みです。
一言で言ってこの映画、最高・・・

こんな映画が好きな人におすすめ

・会話劇中心の駆け引き映画が好きな人
どっちが有利な立場になるのか、立場の入れ替わりにハラハラするので、スリルを味わいたい人におすすめです。
・映像美、音楽美を味わいたい人
引きの場面が多いので、いちいち絵画みたいな美しい映像が味わえます。
ただし、ちょっと残酷なシーンがあるので、血とか苦手な人は無理しないでね。

感想

※若干ネタバレありです!!!※

自分の中で信じて疑わない何かは必ずあるはずで、それが行き過ぎてしまったのがテディなのかなって思ったので、結構他人事ではないなって感じました。
自分のその「信じて疑わないもの」は誰かを巻き込んだりはしていないか、行き過ぎてないか?結構考えてしまった映画です。
テディに感情移入しすぎるシーンもあったりしてしんどいはしんどいけど、とにかくラストのオチまで息もつかせぬ展開が続くので、鑑賞後の満足度高いです。
ラストもほんとに最高だった~こういうの大好き。
満身創痍は、基本的に映画の評価甘々ですが、映画館で観るべき映画なので、観られる方はぜひ映画館で観てね。
ちょっとブゴニアより刺激が強めですが、「哀れなるものたち」「憐みの3章」もエマ・ストーンの怪演がエグいので気になったら観てね。

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